インプラントが抜けてしまった方に
インプラント治療は現在では非常に成功率の高い治療法ですが、残念ながら成功率は100%ではありません。 その原因としては、患者さんの口腔内や骨の状態によるものもありますが、医師による計画ミスや手術ミスも少なくありません。当院では、そういったトラブルにも迅速・適切に対応します。
インプラントが抜けてしまう主な原因
●インプラント埋入後、1~3週間ほどで抜けてしまう場合
初期段階に起こる細菌による感染の可能性があります。ほとんどの場合には、ヘビースモーカーや何らかの持病をお持ちの方に多くおこります。その他、インプラントの周囲の骨が異常に柔らかかったり、異常に硬すぎる場合にもおこる可能性があります。インプラントに触れたときに揺れを感じたり、膿がでたりするような事がありましたら、すぐにご相談ください。
●骨が少ないために機能する前に抜けてしまう場合
骨が非常に少ない状態で埋入することで、植立が困難な為抜けていく場合があります。再度、骨造成を行った後、インプラントを埋入する必要があります。
●インプラントを埋入後、数年後抜けてしまう場合
歯ぎしりなどで、毎日異常に力がかかってしまうとインプラントと骨の境目に亀裂が生じ抜けてしまう場合があります。
●歯周病で抜けてしまう場合
メンテナンス不足により、歯周病が進行してしまいインプラントを支えている骨が無くなり抜けてしまうケースです。